「地域創生」在り方考える 木村東京農業大教授が講話 福島政経懇話会

2021/11/30 17:41

  • Facebookで共有
  • Twitterで共有
古里へ愛着を持ってもらうことの大切さを訴える木村氏
古里へ愛着を持ってもらうことの大切さを訴える木村氏

 福島政経懇話会(会長・内堀雅雄知事)の第281回例会は30日、福島市の民報ビルで開かれ、東京農業大教授・博士(経営学)の木村俊昭氏が「地域創生の本質―『五感六育®』の立体的ストーリーの創発―」と出して講話した。

 木村氏は、地方在住の若者が進学や就職で古里を離れ、東京など大都市圏に流出している点を指摘。「一度は東京に行きたいと思うのは仕方ない。その後、古里に戻ってくるかどうかが重要」との考えを示した。「小さい頃から古里への愛着を持つような環境づくりが大切」と強調した。

 木村氏は、地域創生のキーワードとして「五感六育」を提唱している。「知育」「食育」「木育」「遊育」「健育」「職育」の六つの「育」を養うことの大切さを解いた。

 木村氏は北海道生まれ、慶応大大学院博士課程単位取得満期退学。小樽市、内閣官房・内閣府、農林水産省などで地域創生、担い手養成、地域と大学との連携(知の拠点)、六次産業化などを担当した。現在、総務省地域力創造アドバイザー、日本地域創生学会会長。