野球殿堂入り候補に古関裕而さん3年連続 「特別表彰」ノミネート

2021/12/02 09:31

  • Facebookで共有
  • Twitterで共有

 野球殿堂博物館は1日、来年の野球殿堂入りの候補者を発表し、野球発展の功労者を対象とした「特別表彰」に福島市出身の作曲家・古関裕而さんが3年連続でノミネートされた。関係者は「今年こそ」と悲願の殿堂入りを願う。

 今年、2年ぶりの開催となった夏の甲子園の開会式では古関さん作曲の「栄冠は君に輝く」が独唱され、球児を励ました。東京五輪の閉会式では野球競技で金メダルを獲得した日本代表が「オリンピック・マーチ」で入場するなど、古関音楽が野球の振興に貢献していることが改めて全国に認識された。

 福島市の古関裕而記念館は今年、新型コロナウイルスの影響で一時、休館を余儀なくされたが、感染が落ち着いて以降は週末を中心に熱心な野球ファンらが訪れている。

 1日、都内からの来場者を案内をしていた同館の村上敏通館長(62)は古関さんが候補者に選ばれた一報を受け、「この3年で得票は着実に増えている。今年こそは必ず選ばれると信じている」と期待を込める。「古関裕而氏の野球殿堂入りを実現する会」会長の木幡浩福島市長は「今年こそ古関さんに殿堂入りの栄冠が輝くと信じて朗報を待ちたい」とコメントした。