ICTで新聞に理解深める 福島・相馬市の中村二小がオンライン授業

2021/12/03 19:48

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オンライン方式で新聞の役割について学ぶ中村二小の5年生
オンライン方式で新聞の役割について学ぶ中村二小の5年生

 福島県相馬市の中村二小(佐藤和子校長)はICT(情報通信技術)を活用して新聞に理解を深める授業に取り組んでいる。3日には5年生がオンライン方式で、福島民報社の社員から新聞の役割、さまざまなメディアの特徴などを学んだ。

 同校は県教委から「ふくしま『未来の教室』授業充実事業」の実践校に指定され、ICTを積極活用している。6月に5年生が福島民報社の出前授業を受け、「記者になりたい」「もっと新聞を深く知りたい」などの声があったことから、新聞を中心として情報化社会を学ぶ実践研究授業を立案。5年生60人を対象に11月から新聞に関する授業を進めている。

 3日は児童がタブレット端末を使い、福島民報社地域づくり局の坪井法彦編集委員から新聞、テレビ、インターネットの特徴、情報を伝える新聞社員の思いなどを聞いた。グループごとに記事を切り抜いたり、話し合ったりして情報が社会に与える影響などを考えた。

 今野遥斗君(11)は「画面でのやり取りの中から新聞社の人が協力して正確な情報を伝えるという責任感が伝わった」と話した。研究授業を立案した佐々木貴大教諭(24)は「受け手、送り手の両側から情報を見極め、生活に生かせるよう指導したい」と述べた。

 7日には相双地区の教諭らを対象にオンライン方式で公開授業を行う。