学びの充実へ連携強化 福島県教委と東京学芸大が協定締結

2021/12/03 19:51

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協定書を交わした国分学長(左)と鈴木教育長
協定書を交わした国分学長(左)と鈴木教育長

 福島県教委は3日、東京学芸大と児童生徒の学びの充実や教員の指導力向上に向けた連携協力協定を締結した。2022(令和4)年度に同大が新設する先端教育人材育成推進機構の研究開発に携わる協定締結は全国初。

 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故発生後、同大は経済協力開発機構(OECD)などとともに福島県の教育復興に携わってきた。協定に締結により、被災や過疎など地域課題の探求活動に取り組む福島県教育の知見を先導的な教育プログラムに反映する。

 県教委は協定に基づき、機構が取り組む対話型の授業研究法や高校での学びの実現につながる授業モデル、教員育成指標などの研究開発に対し、教育現場の実践や課題を共有する。機構は現場の意見や実情を踏まえて、教育プログラムを開発。県教委をはじめ、今後協定を結ぶ予定の各都道府県教委や大学、教育関係の企業、機関とネットワークを構築し成果を普及する。

 協定締結式は県庁で行われた。鈴木淳一教育長と国分充学長が協定書に署名した。鈴木教育長は「学びの充実や進化につながることを期待する」と述べ、国分学長は「わが国の教育進展に寄与することを願う」とした。