福島ユナイテッドFC

時崎監督、今季限りで退任 福島U、後任人選急ぐ

2021/12/08 09:01

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 サッカーJ3の福島ユナイテッドFC(福島U)の時崎悠監督(42)=福島市出身=が今季限りで退任する。クラブを運営するAC福島ユナイテッドが7日、発表した。同社は来季に向けて後任の人選を急ぐ。

 時崎氏は同日、福島市で開かれたシーズン報告会終了後、福島民報社などの取材に、J2クラブから監督就任のオファーを受けていると明かした。「最終的には昨日(6日)退任を決めた。来季も福島Uの試合を全部見たい。目標を果たせず悔しい思いをした選手に、チームを引っ張ってほしい」と語った。

 栃木・作新学院高から1998(平成10)年にJ1平塚(現湘南)入団。J2水戸を経て2007年、ペラーダ福島(2008年から福島Uに改称)に加った。選手兼任監督などを務め、2011年に引退。翌シーズンから福島Uの監督を2季担った。湘南のU―18監督やトップチームのコーチなどを歴任し、昨季ヘッドコーチで福島Uに復帰した。

 今季は日本フットボールリーグ(JFL)所属だった2013(平成25)年以来、8年ぶりに指揮を執った。堅守から常にゴールを狙い続けるアグレッシブな戦い方を選手に浸透させた。主力の移籍もあった中、13勝6分け9敗の勝ち点45でJ3参入後最高の5位となった。

 地元クラブへの思いは誰よりも熱いと自負する。新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)発生、勝ち点の剥奪、J2ライセンスの不交付―。困難が続いた中、選手の目線に立ってチームを一つにまとめた。一人一人の確かな成長を感じ取り、11月末には「この選手たちと一緒に上を目指したい気持ちはある」と教え子への思いを語っていた。