地域の再生願うハートの輝き 高台にイルミネーション設置 福島県富岡町の大和田さん

2021/12/27 17:42

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6号国道から見えるハート型のイルミネーション
6号国道から見えるハート型のイルミネーション

 福島県富岡町のアド・プロ広芸社会長の大和田剛さん(69)は今月、町内上郡山の高台に巨大なハート型のイルミネーションを設置した。町のにぎわい再生の願いを込めたハートの輝きが、町民や町内に通勤する人の心を癒やしている。

 所有する山林の斜面に、約700個の発光ダイオード(LED)をハート型に並べた。白が縦横約10メートル、青が縦横約6メートルの大きさ。JR常磐線と6号国道の近くにあるため、車内から寄り添うように配置された二つのハートを見ることができる。

 大和田さんは東京電力福島第一原発事故に伴い、いわき市などに避難し、2018(平成30)年5月に町に戻った。原発事故の影響の残る古里を少しでも盛り上げたいと2日間かけて設置した。山林にあるため毎日バッテリーの充電に通い、午後5時から同8時まで点灯している。

 点灯は30日までの予定。大和田さんは「通行する人に穏やかな心で年末を迎えてほしい。来年以降も継続していきたい」と笑顔で語った。