



福島県産農林水産物の商品力向上や販路拡大を目指す県の六次化ブランド「ふくしま満天堂」グランプリ審査会は14日、福島市のザ・セレクトン福島で開かれた。カタノ(白河市)の「そばパスタ」がグランプリに輝いた。
ブランドに登録されている約350点のうちエントリーのあった41点から、首都圏の百貨店やスーパーの食品バイヤーらが高く評価した食品や調味料などをプレミアム商品として表彰し、そのうち特に優れた商品を最高賞のグランプリとした。生源寺真一福島大食農学類長らが味、独自性、将来性などを審査した。
そばパスタは、パスタに使うデュラム小麦粉に白河市産のそば粉を組み合わせており、通常のパスタとは見た目や味わいが異なっている。
表彰式では内堀雅雄知事がカタノの片野仁人(まさと)社長ら受賞企業の代表者に賞状やトロフィーを贈った。片野社長は「地元の方々から多くの協力を得て完成した商品。さらに精進したい」と語った。
他の受賞商品は次の通り。(かっこ内は製造者と所在市町村)
▽準グランプリ=湯庵プリン 和(森山、福島)ふくしま黒米手延べ麺(福福堂、田村)
▽デザイン賞=うなおむすび(ニューフロンティア、田村)
▽プレミアム商品=青唐みそこんにゃく(ケーフーズ生田目、塙)ふくしまの旨ったれ(フーズネット福島、郡山)仲家の万能みそだれ(仲家、中島)唐辛子にんにく(富田商店、下郷)ネギだく!みそだれ(こまや、白河)いわきいちご 焼きショコラ(いわきチョコレート、いわき)