
阪神大震災の犠牲者の冥福を祈る「がんばろう神戸・追悼の灯り」は17日早朝、福島県郡山市の開成山公園で行われ、市民らが祈りをささげた。
震災当時、現地でボランティア活動に当たったNPO法人ハートネットふくしまが毎年、1月17日に催している。会員らがキャンドル650本を「1・17」とハートの形に並べ、火をともした。地震が発生した午前5時46分に合わせ、神戸市の方角を向いて黙とうした。
吉田公男理事長(65)は「遠くに住んでいても、忘れないことが一番の応援につながると思う。東日本大震災の風化防止にも取り組んでいく」と語った。