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新型コロナ 南相馬市の飲食店などに時短要請へ 感染拡大受け福島県

2022/01/19 21:06

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 福島県は南相馬市内にある酒類を提供する飲食店などに対し、新型コロナウイルス対応の改正特別措置法に基づき営業時間の短縮を要請する。午後8時から翌日午前5時までの営業自粛を求める。期間は21日午後8時から2月7日午前5時まで。要請に応じた店舗には協力金を支給する。19日の県新型コロナ対策本部員会議で、感染が急拡大している同市対象の集中対策を決定した。

 営業時間の短縮要請の対象はスナックなどの接待を伴う飲食店、居酒屋などの酒類を提供する飲食店で、カラオケ店やマージャン店を含む。「ふくしま感染防止対策認定店」も該当する。酒類の提供は午後七時までに限るよう促す。「ワクチン・検査パッケージ」制度による人数制限の緩和は適用しない。

 協力金の支給額は前年度か前々年度の1日当たりの売上高から算定。1日当たり中小企業は2万5000円から7万5000円、大企業は最大20万円を支給する。対象店舗は約300店。財源は国の地方創生臨時交付金を充てる方針で、約2億2000万円程度を見込む。期間前でも営業時間を短縮した場合は支給する。休業する場合も対象。

 南相馬市民には21日から2月6日まで不要不急の外出自粛を求める。市内の小中学校や高校には感染リスクの高い学習活動や宿泊を伴う学校行事などの停止を要請する。

 南相馬市の感染状況は先週から急激に悪化。直近1週間(12~18日)の新規感染者数は81・35人、同市のある相双地区の病床使用率は78・6%で、いずれも「レベル3(対策を強化すべきレベル)」の基準を大幅に上回っている。県は感染経路不明者の割合が高い点なども含め総合的に判断し、集中対策の実施を決めた。19日、より強い対策を講じるよう南相馬市から要請を受けていた。

 県内で県独自の集中対策が実施されるのは昨年9月以来、約4カ月ぶり。南相馬市以外の県民には、県をまたぐ不要不急の移動や大人数・長時間の飲食の自粛を引き続き求める。