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新型コロナ 門馬南相馬市長が感染 福島県

2022/01/20 09:07

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 福島県南相馬市は門馬和夫市長(67)が新型コロナウイルスに感染したと19日、発表した。23日投開票で行われる市長選に立候補しており、19日に選挙事務所スタッフ1人の感染が確認されたため、PCR検査を実施して陽性と判明した。門馬氏は平熱だが、声がかすれているという。

 市や選挙事務所によると、門馬氏は同日午前8時30分から市役所で開かれた市新型コロナ対策本部会議に臨んだ。この後、市長選候補者として選挙カーで市内を遊説した。

 選挙スタッフの感染が判明したことを受け、自ら県の受診・相談センターに連絡し、PCR検査を受けた。陽性判明後は自宅待機しており、今後入院する見通し。体調を見ながら電話やメールなどで職員と連絡を取って公務に当たる。

 門馬氏が乗る市の公用車を運転している50代の男性職員1人が濃厚接触者として自宅待機となった。この他、市役所内で濃厚接触者や接触者はいないという。

 選挙事務所は陽性の判明後、候補者不在の状態で選挙カーを走らせた。20日以降も不在のまま遊説を継続する方針。

 門馬氏は市を通じて「市民に大変な迷惑と心配をかけて申し訳ない」などとするコメントを出した。