
福島県は田村市の事業所で新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」の疑いのあるクラスター(感染者集団)が発生したと19日、発表した。18日に公表している、いわき市の小名浜海星高と南相馬市の鹿島厚生病院でのクラスターにもオミクロン株疑いの感染者が含まれていたことが新たに分かり、1月に県内で発生したクラスター7件全てが疑いを含めてオミクロン株由来となった。
県によると、田村市の事業所では18日までに従業員6人の陽性が判明し、県内167件目のクラスターとなった。スクリーニング検査でオミクロン株疑いとなった人も含まれている。今後、従業員約80人のPCR検査を進める。
小名浜海星高では、新たに生徒7人の感染が確認され、クラスターは15人に拡大した。