
「日本一早い豆まき」とされる福島県白河市の鹿嶋神社の節分追儺祭(ついなさい)は23日、同神社境内で催され、福を求める市民がわれ先にと手をのばした。
一足早い春を告げる毎年の恒例行事で、34回目の開催。境内の特設舞台で和知延(ひさし)宮司が四方に魔よけの矢を放った。本殿でおはらいを受けた年男、年女ら計32人が約60キロの豆を4回に分けてまいた。同市のご当地ヒーロー・ダルライザーも参加した。
豆は当たり券付きで、手にした人は文具や食事券などと交換し、幸運を喜んでいた。
新型コロナウイルス感染防止のため参加者は手指消毒やマスク着用を徹底して臨んだ。