福島県産農産物の輸出量過去最高 2021年度、12月末時点で332トン

2022/01/25 09:32

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 2021(令和3)年12月31日時点の福島県産農産物の輸出量は約332トンで、年度途中ながら前年度と比べて47・1トン増え、県に統計が残る2005(平成17)年度以降で過去最高を更新した。シンガポールと香港向けのコメの輸出量増加が全体を押し上げている。県が24日発表した。

 2021年度実績を品目別で見ると、コメが300トンと最も多く、過去最高だった前年度の237トンを超えた。牛肉は米国に加え、マレーシア向けに初めて0・9トンが輸出され、既に前年度と同水準の輸出量となっている。一方、果実は春先の凍霜害の影響などもあり出荷量が減少し、全体的に輸出量が落ち込んだ。

 県県産品振興戦略課の担当者は「県産米を海外へ輸出する動きが高まっていることが県産農産物の輸出量増加につながった」と分析している。今後は輸入規制が撤廃された米国へのコメの販路拡大を目指すとともに、電子商取引(EC)サイトを使った販売などオンラインを活用した売り込みも強化する。