
福島県と福島、郡山、いわきの3市は新たに計6件の新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生したと27日、発表した。
福島市によると、市内の公立小で児童計18人によるクラスターが発生した。感染が確認されたのは男子12人、女子6人。
24日に男子4人、25日に男子1人の陽性が確認された。全校検査で児童379人、教職員35人のPCR検査を実施し、26日に男子5人、女子1人、27日に男子2人、女子5人の感染が明らかになった。学校は25日から休校している。
郡山市では2件が発生した。
市内の接待を伴う飲食店で従業員と利用客の計7人が感染した。25日に従業員2人と利用客1人、26日に従業員3人と利用客1人の感染が判明した。
市立学校で5人が感染した。25日に男子1人、27日に男子2人と女子2人の感染が判明した。5人とも同じクラスで、28日から2月1日まで学級閉鎖となる。
いわき市によると、市内の児童施設で10歳未満の子ども11人と20代職員1人の計12人によるクラスターが起きた。
22日に男児2人の陽性が判明。施設内の濃厚接触者らにPCR検査をした結果、25日までに職員と子ども計10人の感染が確認された。
県によると、三春町の小学校、須賀川市の児童施設でクラスターが生じた。
三春町の小学校では26日までに児童14人の陽性が判明。町教委はこの小学校と、感染者が確認された近隣の1校を26日から休校とした。
須賀川市の児童施設では利用者8人、職員4人の感染が確認された。市によると、未就学児が通う施設で、22日から休業している。