
福島県いわき市は、新型コロナウイルスワクチンの接種券送付で、誤って別人2人の接種券を同封した封筒を市内の高齢者宅に送っていたと27日、発表した。
市によると、接種券の封入は委託業者が機械で行っていたが、機械のエラーで本人と別人2人の計3人分の接種券が入った封筒が作成された。業者が誤封入に気付かないまま発送したという。
封筒を受け取った高齢者が21日に接種予約で医療機関を訪れて発覚した。接種券には住所氏名や生年月日、2回目までのワクチン接種日が記載されており、現時点で個人情報の悪用などは確認されていないという。市は27日までに2人に謝罪した。