
全日本実業団ハーフマラソンは13日、山口市の維新みらいふスタジアム発着で行われ、男子の松山和希(東洋大2年、学法石川高出身)が1時間0分43秒の福島県新記録で9位となった。従来の記録は相沢晃(旭化成、学法石川高出身)が東洋大3年時の2019年3月に日本学生選手権でマークした1時間1分45秒(東洋大記録)。
今大会は今月6日の香川丸亀国際ハーフマラソン(延期)に出場予定だった学生が特例で出場。松山は4位山野力(駒大3年)、8位山本歩夢(国学院大1年)に競り負けたが、村山謙太(旭化成)が持つ日本人学生記録の1時間0分50秒は上回った。
本県出身者では中国電力陸上部ヘッドコーチの佐藤敦之氏(会津高出身)が、29歳だった2007(平成19)年10月に日本歴代5位(当時1位)の1時間0分25秒で走っている。
男子は林田洋翔(三菱重工)が1時間0分38秒で優勝。東京五輪マラソン代表の服部勇馬(トヨタ自動車)は30位だった。女子は五島莉乃(資生堂)が1時間8分3秒で2位に入り、東京五輪の1万メートルに出場した新谷仁美(積水化学)は5位。オマレ・ドルフィンニャボケ(ユー・エス・イー)が1時間7分56秒で制した。
その他の県勢成績は次の通り。
▽男子(3)3阿部弘輝(住友電工、学法石川高出身)1時間1分26秒(5)8鈴木勝彦(SUBARU、二本松工高出身)1時間2分2秒(6)8真船恭輔(八千代工業、学法石川高出身)1時間2分14秒(119)宮川慎太郎(警視庁、白河高出身)1時間3分27秒
▽女子(6)6髙野美幸(埼玉医科大学G、磐城高出身)1時間18分15秒