東日本大震災・原発事故

3・11メモリアルイベント 福島県双葉町の東日本大震災・原子力災害伝承館

2022/03/05 17:48

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震災の経験の伝承について語る(左から)川村、山根、青田の各氏
震災の経験の伝承について語る(左から)川村、山根、青田の各氏

 福島県双葉町の東日本大震災・原子力災害伝承館の3・11メモリアルイベント「キオク ツナグ ミライ」は5日、同館で開かれた。参加者が未曽有の複合災害の記憶をいかに伝承していくかについて語り合った。

 トークセッションでは花卉(かき)栽培を手掛ける浪江町のNPO法人「Jin」の川村博さん(66)、双葉町の一般社団法人ふたばプロジェクトの山根光保子さん(39)、会津学鳳高2年の青田昂志郎さん(17)=相馬市出身=が震災の経験を語り、次世代につなぐ役割について意見を交わした。川村さんは「栽培活動を通して被災地の復興を率先していく」と誓った。

 山根さんは「震災の被災地という負の部分のみならず、新たな地域づくりに向けて動き出している前向きな部分も伝えていく」と決意を示した。青田さんは「より多くの人たちに防災に対する意識を持ってもらいたい」と述べた。

 このほか、ふたば未来学園高生による演劇の映像が放映された。高村昇館長と広島、長崎の各平和祈念館の代表者をオンラインでつなぐトークセッションも催された。