「戦争、長引く禍根に」 あだたら万遊博で玄侑さん講演 福島県二本松市

2022/03/07 21:10

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人の心や社会問題を語る玄侑さん
人の心や社会問題を語る玄侑さん

 福島県二本松市の岳温泉で開かれている「第20回あだたら万遊博~おかみと過ごすひな祭り」は3日目の7日、三春町在住の芥川賞作家玄侑宗久さんが「『なりゆき』を生きる」と題して、ながめの館光雲閣で講演した。

 玄侑さんはウクライナ情勢を踏まえ「縁やなりゆき、状況によってとてつもないことをするのが人間。今回の戦争は何十年かの禍根になる」と指摘した。一方で「わたしたちはウクライナのことを気にしつつ、目の前のことをやっていかなければならない」として、東京電力福島第一原発事故の処理水問題などについて語った。

 岳温泉女将会「かたかごの会」と岳温泉観光協会「あだたらすみれ会」の主催、福島民報社の特別協賛。最終日の8日は津軽三味線の佐藤通弘さん、佐藤通芳さん、箏の海寶幸子さんが午後1時30分から陽日の郷あづま館で津軽三味線と箏の演奏会を開く。参加料は2000円。温泉街ではスタンプラリー、つるしびな飾りなどを13日まで催している。