150年先を見据え広葉樹植樹 福島県田村市都路町の「あぶくま山の暮らし研究所」

2022/03/20 18:32

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丁寧に植樹を行う参加者
丁寧に植樹を行う参加者

 150年先を見据えた山造りに取り組む「あぶくま山の暮らし研究所」は19日、福島県田村市都路町にヤマザクラなどの広葉樹を植樹した。先人が守り、育ててきた豊かな森を次世代に残そうと作業した。

 研究所は、阿武隈山地の暮らしの歴史を問い直し、150年先の人々に受け継ごうと、都路町を拠点に活動している。植樹は昨年に続き2回目となった。市内外から約40人が参加し、都路町頭之巣(つぶりのす)地区の牧草地だった土地にヤマザクラやオオモミジ、ヤマボウシ、コブシなどを植えた。

 植樹に合わせ、都路町内のふくしま中央森林組合都路事業所旧オガ工場で交流会と意見交換会を開いた。都路町は、東京電力福島第一原発事故が発生するまで、シイタケ栽培用の原木栽培が盛んだったことから、原木シイタケ農家の話を聞いた。森林を今後、どう整備し、森林と関わる暮らしをどうつくっていくかを考え合った。