農と食でベラルーシと福島県の架け橋に 川俣町地域おこし協力隊員就任のナスタッシャさん

2022/04/01 17:55

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「母国と福島の架け橋になりたい」と意気込むナスタッシャさん
「母国と福島の架け橋になりたい」と意気込むナスタッシャさん

 ベラルーシ出身で今春、福島大大学院経済学研究科を修了したスタルジンスカヤ・ナスタッシャさん(23)は1日、福島県川俣町地域おこし協力隊員に就いた。農業や食文化を専攻した経験を生かし、地元農産物を扱う専門店の開業を目指す。地場産品を使ったベラルーシ料理の提供や農家交流会の開催なども予定しており、「農を通じ、母国と福島県の架け橋になりたい」と意気込む。

 ナスタッシャさんはベラルーシ国立大在学中の2017(平成29)年、交換留学生として福島大で1年間学んだ。留学中に福島県の食文化などに興味を持ち、さらに研究を進めたいと決意。同国立大卒業後に再来日した。2021(令和3)年、川俣町を視察したのが縁となり協力隊に応募したという。

 自身がベジタリアンである点も踏まえ、店舗では地元の野菜や豆、乳製品などを取り扱う。異国料理を提供することで、国際交流の拠点となり観光客の増加を後押しする。定期的にマルシェなどのイベントや農業関係の講演会も企画し、交流人口の拡大につなげたい考えだ。具体的な場所などは今後、検討していく。

 協力隊入隊式は1日、町役場で行われた。藤原一二町長があいさつし、ナスタッシャさんら新規隊員4人が抱負を語った。