
セブン―イレブン・ジャパン、イトーヨーカ堂(ともに本社・東京都)、ヨークベニマル(本社・郡山市)は22日、安全認証制度「GAP」を取得した県産野菜を使ったサラダやサンドイッチなど計5商品を県内で発売する。県によるGAP取得推進の取り組みを後押しし、県産野菜の魅力をPRする。
商品は、セブン―イレブン453店舗で販売する「ロメインレタスと温玉のシーザーサラダ」(税込み378円)、「フルーツトマトとチーズのカプレーゼ仕立て」(同345円)、「シーザーサラダサンド」(同378円)、イトーヨーカ堂2店舗とヨークベニマル78店舗に並ぶ「ロメインレタスとミニトマトのサラダ」(同213円)、「ミックスサンド」(同378円)。
エープラス(田村市)、JRとまとランドいわきファーム(いわき市)、南相馬復興アグリ(南相馬市)で栽培されたロメインレタス、トマト、ミニトマトを使用した。各社は国際版「グローバルGAP」、国内版「JGAP」、本県独自の「FGAP」などを取得している。
21日、セブン―イレブン・ジャパン、イトーヨーカ堂、ヨークベニマルの関係者、生産者が県庁で内堀雅雄知事に販売を報告した。事前に商品を試食した内堀知事は「福島の農産物の誇りにつながる野菜を生かして商品を作っていただいた。多くの人に食べてほしい」と期待した。