アニメ「お湯に願いを」完成 福島県いわき湯本温泉が舞台

2022/04/30 09:55

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アニメ「お湯に願いを」の制作に携わった高校生や大学生ら
アニメ「お湯に願いを」の制作に携わった高校生や大学生ら
これまでの経緯を振り返る、監督を務めた小野寺さん
これまでの経緯を振り返る、監督を務めた小野寺さん
完成したアニメ「お湯に願いを」のワンシーン
完成したアニメ「お湯に願いを」のワンシーン

 福島県いわき市のいわき湯本温泉を舞台に地元の若者が制作したアニメ「お湯に願いを」が完成し29日、市内のアリオスで完成報告会が開かれた。プロの指導を受けながら2年かけて仕上げた作品で、地域の魅力発信に役立てる。

 アニメ制作はいわき商工会議所や地元の大学、企業などでつくるいわきアカデミア推進協議会の事業の一環で、2020(令和2)年度に始まった。アニメーション制作会社ガイナの浅尾芳宣監督らアニメ制作のプロを講師に招き、20回に及ぶ講座を通じて地元の高校生や大学生約20人がキャラクターデザインやシナリオの作成、作画、編集をこなした。

 完成した「お湯に願いを」は約10分の短編作品。人間になった犬が地域の若者と協力して、いわき湯本温泉に活気を取り戻そうと奔走するストーリー。いわき市出身の声優ブリドカットセーラ恵美さんが主役の一人を演じた。

 29日の完成報告会では、受講者の1人で監督を務めた文教大3年の小野寺陽奈さん(20)=いわき市出身=が登壇し、「どんなアニメを作るかみんなで議論する中で、地域の新しい魅力に気付けた。このアニメがそうした情報発信に役立てば」と話した。協議会は今後、動画投稿サイトなどでのアニメ公開を検討する。