ふくしまピーチホリデイ展開 福島市観光コンベンション協会 モモを生かし観光ツアー

2022/05/21 09:50

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 福島市観光コンベンション協会は今年度、「くだもの王国ふくしま」が誇る果物の魅力を全国に発信する新たなキャンペーンを始める。第1弾として、モモが旬を迎える7月下旬から9月下旬にかけ、「ふくしまピーチホリデイ」を繰り広げる。観光客が収穫体験やお菓子作りなどさまざまなメニューを自分で選択し、観光ツアーを組み立てる。リンゴやブドウなどの季節にも実施する計画があり、地域全体で新型コロナウイルスの影響を受ける経済の回復を目指す。

 農園でのモモの収穫や、飲食店でモモを調理してパフェなどを作る体験、旅館への宿泊などのメニューを用意する。観光客に体験したいメニューを選んでもらい、地域周遊型の日帰りや泊まりがけのツアーを楽しんでもらう計画だ。

 規格外の果物を飲食店が活用して新たなスイーツを開発したり、旅館やホテルでウエルカムドリンクとしてモモのスムージーを提供したりする構想もある。市内大笹生の道の駅ふくしまで、キャンペーン期間に合わせてモモなどを販売する特設ブースの設置も検討する。

 協会は観光庁に関連事業費の助成を申請している。リンゴやブドウなど豊富な果物を活用し、季節ごとにキャンペーンを繰り広げる方針だ。

 協会によると、モモを核とした観光施策を展開するのは全国でも珍しいという。これまでは農園や飲食店などが個別に果物を売り出し、イベントなどでPRしてきた。一体で事業を展開することで、農園、飲食店、旅館の連携を強め、地域の宝の魅力を高める。