401号国道博士峠バイパス 2023年度完成、開通へ 福島県の昭和村と会津美里町結ぶ

2022/06/09 09:21

  • Facebookで共有
  • Twitterで共有

 福島県の昭和村と会津美里町を結ぶ401号国道博士峠バイパス(延長7・5キロ)は2023(令和5)年度に完成、開通する見通しとなった。バイパスの約六割を占める博士トンネル(延長4・5キロ)の貫通は湧水の影響で遅れたが、2020年代初頭としていた当初の開通目標に間に合う予定。県が8日に福島市のコラッセふくしまで開いた県公共事業評価委員会で開通目標を示した。

 バイパス整備の総事業費は316億3000万円。県は県復興計画の重要路線に位置付けている。2022年度にトンネルの本体工事が完了する見込み。県の試算では、開通後は401号国道の約百日間に及ぶ冬季通行止めが解消するほか、冬季の昭和村〓会津若松市の移動時間が約40分短縮されるという。第3次救急医療施設へのアクセス向上や災害発生時の代替路線の確保にもつながる。トンネルは昨年7月に貫通した。県管理トンネルとして最長となる。

 このほか、県は「ふくしま復興再生道路」として整備を進めている県道吉間田滝根線の広瀬工区(いわき市、田村市、小野町)が2023年度に完成、開通するとの見通しを示した。二本松市の阿武隈川上流流域下水道二本松処理区については、現在の下水の流入量が既存施設の処理能力を下回っていることなどから水処置施設などの増設工事を休止するとの方針を説明した。