空き家を改装しオフィスに 福島県郡山市湖南町で27日オープン 地域活性化目指す

2022/06/20 17:35

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空き家をオフィスに改装した小山さん。湖南町を盛り上げたいと意気込む
空き家をオフィスに改装した小山さん。湖南町を盛り上げたいと意気込む

 福島県郡山市湖南町に27日、空き家をリノベーションした「オフィス余白」が誕生する。湖南町出身の農業小山順平さん(34)が、ワーケーションなどで首都圏の人たちに活用してもらい、地域活性化につなげたいとオープンする。

 小山さんは飲食店などで勤務し、6年前に実家の農業を継いだ。古里に戻ると人口減少が進み、空き家の増加が目立った。「地元の魅力を知ってもらう場を作りたい」と実家の古い倉庫を改修することにした。

 昨秋から日大工学部建築学科の学生らと一緒に改装を始めた。断熱材を入れたり、シャッターの扉をガラスに替えたりして、空き家を仕事場に生まれ変わらせた。改装前の建物の雰囲気を楽しんでもらえるよう、一部の壁を残すなど細部にこだわった。

 「余白」は小山さんが大切にしている言葉で、ゆとりを持ってくつろげる場所にしたいとの願いを込めた。

 企業などと契約し、作業やワーケーションに利用してもらうつもりだ。宿泊設備はなく、周辺の民宿との連携などを探りながら、地域ぐるみでの受け入れを目指す。小山さんは「オフィスが、湖南町に足を運ぶきっかけになればうれしい」と期待している。