東日本大震災・原発事故

「地域のお世話人」新たに10人 福島県南相馬市 旧避難指示区域への移住希望者支援

2022/06/21 17:20

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門馬市長(右から3人目)に農業の取り組みなどを語るお世話人
門馬市長(右から3人目)に農業の取り組みなどを語るお世話人

 東京電力福島第一原発事故に伴う福島県南相馬市の旧避難指示区域への移住希望者を支援する市の「地域のお世話人」に、同市小高区の農業者10人が新たに登録された。農業の魅力をアピールし、小高区への移住促進を目指す。

 地域のお世話人事業は昨年10月に始まった。小高区の自営業者や会社員、団体職員ら25人が世話人となり、移住を希望または検討している人と面談し、地域の実情や暮らしぶりを伝えてきた。

 今年は特に農業に重点を置いた。区内でコメや野菜、ワイン用のブドウ栽培などに取り組む10人が加わった。農業体験を受け入れ、「農ある暮らし」への関心を高めてもらう。地元で暮らす生活者目線で情報を提供し、移住への不安解消などにも役立てる。

 10人への登録証交付式は20日、市小高区役所で行われた。門馬和夫市長が出席した4人に登録証を手渡し、協力を求めた。出席者は自らが農業を始めたきっかけや、現在の取り組みなどを紹介し、事業の成功に向けて力を合わせることを確認した。

 新たに登録されたお世話人は次の通り。

 南原正大、南原裕之、原好光、宮川秀清、宮川フジコ、根本洸一、根本剛実、三本松貴志、紺野明重、紺野恵子