夏の福島競馬、2日開幕 馬場浄め式など実施 3年ぶりにファンを迎え開催

2022/06/30 07:41

  • Facebookで共有
  • Twitterで共有
開催の無事を祈る藪場長
開催の無事を祈る藪場長

  夏の福島競馬が2日、福島市の日本中央競馬会(JRA)福島競馬場で開幕する。一昨年はコロナ禍、昨年は地震の影響でスタンドが損壊したため2年連続で無観客開催だったが、今年は3年ぶりにファンを迎えての開催となる。

 開幕を前に開催中の無事を祈る「馬場浄め(きよめ)式」と「馬頭観音祭」が29日、同競馬場で行われた。関係者30人が出席。芝コースでの馬場浄め式で藪政勝場長、福島馬主協会の阿部善武副会長らが玉ぐしをささげ人馬の安全を祈願。馬頭観音祭で競走馬の供養と現役馬の活躍を願った。

 今夏の芝コースは上々のコンディション。春競馬後は3、4コーナーの内側と直線の1800メートルのスタート地点など約2300平方メートルを張り替えた。5月、6月と例年より低温で日照時間も短かったため春のダメージが少し残るが、直前の暑さで急ピッチで回復した。野芝と洋芝のオーバーシードで洋芝の状態の良さが目立つ。前半4日間はAコース、後半2日間は移動柵を設置したBコース。ダートは砂を洗浄し砂厚9センチで管理。馬場保全管理を担当する同競馬場の植地昌行施設整備課長は「例年のレベルには回復した。天候が良ければいい状態で競馬ができると思う」と語った。

 夏の福島競馬は昨年より1週長く24日まで4週延べ8日間、ファンを迎えての開催となり、コロナ禍以前の水準の入場が可能となる。馬場浄め式に先立ち取材に答えた藪場長は「ようやくファンの皆さんをお迎えできることをうれしく思う。当日入場も可能なので気軽に競馬場に来て迫力ある競馬を観戦して楽しんでほしい」と語った。