
福島県内各地で新型コロナウイルス感染対策を講じた上で夏祭りや花火大会が開かれる。今年は3年ぶりに行動制限のない夏休み。3年ぶりに開かれる夏のイベントも多く、県内に活気が戻る。
主な夏祭りや花火大会などのイベントは以下の通り。県都の夏の風物詩「福島まわらじまつり」は3年ぶりに開かれる。恒例のわらじおどりに関し、主催者は参加者を従来の半数程度に絞って実施する。
いわき市のいわきおどり、郡山市の郡山うねめまつりのうねめ踊り流しなども3年ぶりとなる。
川俣町では「川俣シャモドライブスルーまつり」が展開される。シャモまつりは3年ぶりで、ドライブスルー形式で初開催する。川俣シャモの丸焼きや焼き鳥、親子丼、シャモメンチなどを車に乗ったまま購入できる。
県内の夏休み中の主なイベント
◆30日
・ふくしま花火大会(福島市・信夫ケ丘緑地など)
約3000発の花火打ち上げ。愛知県豊橋市の手筒花火披露
◆30、31日
・あいづサマースカイフェス2022(猪苗代町・天神浜オートキャンプ場)
会津17市町村の産品の出店やライブステージ、ワークショップ、キャンプなど
◆31日
・磐梯まつり(猪苗代町・亀ケ城公園)
出店やステージプログラム、たいまつ行列など
8月
◆5日
・空也念仏踊り(会津若松市・八葉寺)
地元住民でつくる空也光陵会の男女が黒衣にけさを着け、黄色い頭巾をかぶり踊る
◆4~6日
・郡山うねめまつり(郡山市・駅前大通りなど)
うねめ踊り流しは2日間で約2700人が踊る
◆5~7日
・福島わらじまつり(福島市・13号国道信夫通り)
わらじおどり、大わらじパレード、大わらじ奉納など
◆6日
・サマーフェスタin北泉(南相馬市・北泉海浜総合公園)
約2500発の花火打ち上げ。地元団体やプロミュージシャンのステージ
・遊海しんち(新地町・釣師浜海水浴場、釣師浜漁港周辺)
花火打ち上げ、漁船パレード、海産物振る舞い、ステージイベントなど
◆6、7日
・真夏の雪まつり(檜枝岐村・尾瀬檜枝岐温泉スキー場、中土合公園付近)
雪の上で各種ゲームやそり滑りなど
・いわき七夕まつり(いわき市・JRいわき駅前周辺)
通りに約100本の七夕飾りを設置する
◆7日
・ばんげ夏まつり(会津坂下町・役場前通り)
ステージショーや打ち上げ花火
・しらかわ市民納涼花火大会(白河市・小峰城、城山公園周辺)
約5200発の花火を打ち上げる
◆8日
いわきおどり(いわき市・JRいわき駅前)
3部制で行い、約2000人が踊る
◆10日
・会津柳津霊まつり・流灯花火大会(柳津町・只見川河畔)
花火打ち上げ、稚児行列、流灯
◆11日
・広野町サマーフェスティバル(広野町・二ツ沼総合公園)物産販売、盆踊り、広野昇龍太鼓など
◆11~13日
・ビール祭(郡山市・駅前大通りなど)
歩行者天国となった通りに約60の飲食店が出店し、ビールなどの飲食を楽しむ
◆13、14日
・川俣シャモドライブスルーまつり
川俣シャモの丸焼きや焼き鳥、親子丼、シャモメンチなどの販売
◆14日
会津磐梯山盆踊り(会津若松市・県立博物館前)
誰でも参加できる。午後6時30分から踊りの講習会も開く
◆15、16日
・三春盆踊り(三春町中心部・大町四つ角周辺)
江戸時代から続くとされる伝統行事。太鼓台を囲み踊りの輪が広がる
◆20日
・ならは百年祭(楢葉町・笑ふるタウンならは)
飲食店、縁日、盆踊りなど
◆21日
・灯籠流しと花火大会(田村市船引町中心部・大滝根河畔)
田村地方の夏の風物詩。大滝根川に大小さまざまな灯籠を流す