東日本大震災・原発事故

地震と津波の仕組み 模型などで紹介 10月末まで伝承館で企画展 福島県双葉町

2022/08/10 21:09

  • Facebookで共有
  • Twitterで共有
地震、津波の仕組みが理解できるパネルや模型などが並ぶ企画展
地震、津波の仕組みが理解できるパネルや模型などが並ぶ企画展

 福島県双葉町の東日本大震災・原子力災害伝承館の企画展「地震と津波のメカニズム」は10月31日まで、同館で開かれている。震災の大きな揺れや津波の構造を分かりやすく紹介し、防災や減災につなげる。

 震災をはじめ、地震と津波の仕組みが理解できるパネルや模型など約50点が並ぶ。「体験型展示」として、プレートが重なって地震や津波を引き起こす構造を知ることができる模型や、液状化現象が学べるペットボトルの実験装置などもある。震災の津波で流されたアルバムやアクセサリーや、津波が押し寄せた建物の壁も展示している。

 開館時間は午前9時から午後5時(最終入館午後4時30分)まで。入館料は大人600円、小中高校生300円。火曜日は休館。


■起震車体験と子ども実験教室 参加者募集

 東日本大震災・原子力災害伝承館前の広場では11日から13日まで、起震車に乗って地震の揺れを体感できるイベントを催す。時間は11日が午後0時30分から午後2時30分。12、13の両日は午前11時から午後2時まで。

 館内では11日と9月23日に子ども実験教室を開く。津波が伝わる速さや液状化現象などの実験を行う。時間は11日が午後0時30分から午後2時30分まで、9月23日が午後1時から午後2時30分まで。事前申し込みが必要となる。申し込みと問い合わせは伝承館へ。