大型サンマ漁船が出港 豊漁と航海の無事願う 福島県いわき市の小名浜港

2022/08/17 18:00

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船員の家族らに見守られながら出港する大型サンマ漁船
船員の家族らに見守られながら出港する大型サンマ漁船

 福島県内漁協所属などの大型サンマ漁船が17日、いわき市の小名浜港からサンマ漁の前線基地となる北海道に向けて出港した。港には家族らが見送りに詰めかけ、船に手を振りながら豊漁と航海の無事を願った。

 出港したのは県内漁協所属の4隻と宮城県漁協所属の1隻の計5隻。20日からの漁解禁に合わせ岩手、宮城両県の漁船と合流した後、船団を結成してサンマ棒受け網漁を行う。

 水産庁などによると、サンマはここ数年全国的に不漁が続いている。今年の来遊量は昨年を上回る見込みだが、漁獲動向は不透明だという。

 県内漁協所属の第三十八福吉丸(199トン)漁労長の四家義昭さん(74)は「燃料費の高騰やロシアのウクライナ侵攻、新型コロナの影響など不安材料はあるが、今年も小名浜にサンマを届けられたらうれしい」と話した。

 昨年は12月に小名浜港に水揚げされた。小名浜機船底曳網漁協によると、水揚げ時期としては数十年間で最も遅かった。