記録的大雨で落橋の磐越西線 国、福島県、JR東日本が復旧手法検討へ

2022/08/24 09:45

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 国、福島県、JR東日本は3日からの大雨で落橋したJR磐越西線の復旧手法の検討に入る。23日の自民党災害対策特別委員会で国土交通省が示した。全体の工費などが固まり次第、JRが地元の意見も聞いた上で復旧の可否を判断するとみられる。

 関係者によると、今後は三者協議と並行して被害規模の調査をした上で、橋りょうを復旧する場合の工事の手法や新たな安全対策を検討し、工事にかかる総額などを試算するとみられる。豪雨の際の流量を減らすため、河川改良の必要性なども議論するもようだ。

 従来の鉄道軌道整備法の復旧支援制度では、黒字の鉄道事業者は国の補助事業の対象外だった。2018(平成30)年の法改正で、原因となった災害が激甚災害に指定された場合などは、黒字事業者の赤字路線も財政支援の対象となった。会合で国交省の担当者はJRが復旧方法の検討に乗り出す状況を説明。今回の大雨が激甚災害に指定される見通しとなったことを受け、補助適用も視野に地元自治体と連携して復旧を後押しする考えを示した。