

第74回秋季東北地区高校野球福島県大会の会津支部予選は6日、決勝など3試合を行い、会津北嶺が優勝した。この他、若松商、会津学鳳が代表決定戦を制し、県大会出場を決めた。県大会に出場する23校が【表】の通り出そろった。
会津北嶺は2017(平成29)年に現校名となって初、旧若松一時代を含め1963(昭和38)年以来59年ぶりの優勝となった。
県大会は17日に開幕する。福島市の県営あづま球場、会津若松市のあいづ球場、白河市の白河グリーンスタジアムの計3会場でトーナメントを繰り広げる。組み合わせ抽選会は9日、福島市のあづま総合体育館で開かれる。
■会津北嶺 現校名で初優勝 全4試合で42点 会津支部予選
15安打10得点の会津北嶺が現校名で初の支部予選制覇を果たした。3安打1打点と活躍した主将の原太一は「一丸でつかんだ勝利」と胸を張った。新チームが始動してから、全体練習の後に全員が毎日200回の素振りをした。練習が実り、支部予選全4試合で計42得点を挙げた。県大会に向け、「一球の重みを大切に8強入りを目指す」と意気込んだ。
会津支部予選
◇あいづ▽第3、第4代表決定戦
会津
0001120|4
4400003x|11
若松商
(七回コールド)
(会津)谷口-猪股
(若商)荒井-鈴木
▽二塁打=谷口(会)鈴木、湯田2(若)
(球)岡安(塁)室井、斉藤、川村
葵
0001011|3
1001044x|10
会津学鳳
(七回コールド)
(葵)長谷川、石原-渡部大
(学鳳)根本、本田、嶋内-池下
▽三塁打=平野(葵)池下、嶋内(学)▽二塁打=安部、根本、佐竹(学)
(球)佐藤孝・荒井克(塁)荒井克・岡安、渡部洋、川村
▽決勝
会津北嶺
331010002|10
000000001|1
只見
(北嶺)渡辺新、磯川、佐藤、宮城-富山
(只見)鈴木-羽染
▽三塁打=原、富山(北)
(球)目黒(塁)渡部洋、荒井克、室井