
福島県の復興支援に取り組む銀座ミツバチプロジェクト(東京都)は福島市のやない製麺と協力し、市内産のそば粉を使った「そばパスタ」を開発した。
同プロジェクトが市内荒井地区に設けた太陽光発電設備と農業を融合させた荒井ビーガーデン発電所でそば粉を生産した。麺は手延べ製法で、ソースに絡みやすくもっちりとした歯応えのある食感に仕上げた。市のふるさと納税の産品にも登録されている他、市内土湯温泉町の温蒸し食堂ゆげは「みそぼなーら」などのメニューを提供している。
21日、市内のいちいパワーデポ食品館で販売会が開かれた。福島ふるさと体験交流会の林克重会長、銀座ミツバチプロジェクトの田中淳夫副理事長、やない製麺の箭内一典社長、いちいの佐藤明取締役商品本部長、土湯温泉観光協会の加藤貴之会長らが商品をPRし、来店客は興味津々の様子で買い求めていた。