市町村対抗県ソフトボール

郡山市 投打圧倒 田村市11三振 先制実らず 第9回市町村対抗福島県ソフトボール大会

2022/10/17 10:15

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【郡山市―田村市】11奪三振と好投した郡山市の先発武藤
【郡山市―田村市】11奪三振と好投した郡山市の先発武藤

▽準々決勝 郡山市8-1田村市(6回コールド)

 郡山市が田村市をコールドで下した。郡山市は同点の四回、無死満塁から高田の遊ゴロの間に三走が生還し、勝ち越した。田村市は二回2死二塁から佐々木の適時打で先制したが、三回以降は郡山市の先発武藤に無得点に抑えられた。


■郡山の主戦 武藤変化球光る

 昨年覇者の実力を見せつけた郡山市が、田村市を破り、8度目の準決勝進出を決めた。

 主戦の武藤諒一は11三振を奪う好投で、最少失点で抑えた。ライズボールを狙う打者をドロップでかわすなど、多彩な変化球で田村市打線を翻弄した。

 打撃では2番関沼一輝の活躍が光った。3安打を放ち、ホームスチールを含む3盗塁と足でも魅せた。三回1死三塁の場面では「狙っていた」と高めのライズボールをきっちり捉え、同点に追い付く犠飛を放った。岡部昭浩監督も「勝負強い選手」と高く評価した。

 目指すは2年連続の栄冠だ。大会連覇が実現すれば史上初の偉業となる。岡部監督は次戦に向けて「強豪がそろう準決勝。気を抜くことなく一戦ずつ勝利を重ねる」と気合を入れた。