
Jヴィレッジ(福島県楢葉・広野町)は4日、第102回全国高校ラグビー大会に出場する勿来工など5校に双葉町の縁起物・双葉ダルマを贈った。
贈呈を受けたのは勿来工のほか黒沢尻北(岩手)、仙台育英(宮城)、目黒学院(東京第2)、開志国際(新潟)の5校。3、4の両日開催された5校によるU―18(18歳以下)ラグビー交流大会に合わせて贈った。ダルマの背中には各校の校名が刻まれている。
勿来工への贈呈式はJヴィレッジで行われた。事業運営部営業グループの小名山洋介マネジャーが「何度転んでも立ちあがる気持ちを持って、本番に挑んでほしい」とあいさつし、勿来工の鈴木悠斗主将に双葉ダルマを手渡した。
鈴木主将は「交流大会で強豪校との戦い方を学んだ。全国大会では全力でトライを奪いに行きたい」と決意表明した。
Jヴィレッジは4日の昼食で、浪江町産のタマネギを使ったカツカレーや、楢葉町産のサツマイモなどを使用した豚汁を提供した。