東日本大震災・原発事故

復興祈る 幻想的な明かり 音楽ライブも 福島県小野町

2022/12/12 17:00

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境内を幻想的に照らすキャンドル
境内を幻想的に照らすキャンドル

 ろうそくをともし、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復興を祈る催しが11日夕、小野町の普賢寺で開かれた。

 キャンドルアーティストのキャンドル・ジュンさんが代表を務める「LOVE FOR NIPPON(ラブ・フォー・ニッポン)」が主催した。月命日に開催しており、小野町では初めて。小野小の児童が将来の夢をつづったメッセージカード付きのキャンドルや、キャンドル・ジュンさんの作品を本堂の周辺に並べた。日が落ちると、境内は揺らめく明かりで幻想的な雰囲気に包まれた。

 音楽ライブもあり、歌手の谷本賢一郎さんらが演奏を披露した。

 キャンドル・ジュンさんは「子どもたちの夢を読むと、誰かのために役立ちたいという思いが伝わってくる」と話していた。