
福島市の福島県歴史資料館の「新公開史料展」は7日、同館で始まる。新たに整理を終えた三島町ゆかりの文書を紹介する。6日、報道関係者らを招いた内覧会が開かれた。
江戸時代から明治時代にかけて桑原村(現三島町桑原)のまとめ役を担った「河越家」の文書を展示。年貢米の納入方法の通知書や、共有地を巡る隣村との裁判の記録などを通して、当時の社会や、その変遷を伝える。
観覧無料。会期は3月26日まで。2月21日から後期展として一部史料を入れ替える。今月16日と30日、2月20日、3月6日、13日は休館。
今月15日、2月11日、3月18日には午後1時から展示解説会を開く。