家族4人の身元判明 福島県郡山市の死亡事故 市内の飲食店で夕食後、帰宅途中

2023/01/12 09:51

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 福島県郡山市大平町の市道交差点で軽乗用車が乗用車に衝突され、4人が死亡した事故で郡山署は11日、亡くなったのは同市大平町簓田の会社員橋本貢さん(41)とパート従業員の美和さん(39)夫婦、長男で地方公務員の啓吾さん(20)、長女で高校1年の華奈(はな)さん(16)と確認されたと発表した。4人は市内の飲食店で夕食を取り、帰宅する途中で事故に遭ったという。

 県警本部科学捜査研究所でDNA鑑定を行うなどし、身元が判明した。事故当時に誰が運転していたかや、車内の着席位置は分かっていない。司法解剖の結果、美和さんの死因は一酸化炭素中毒、残る3人は焼死だった。

 事故は2日午後8時10分ごろ、同市大平町の市道の交差点で発生した。優先道路を走っていた橋本さんの軽乗用車の左側面後部に乗用車が衝突し、横転、炎上。車内から4人の遺体が見つかった。軽乗用車は美和さんの所有で、事故後に橋本さん一家と連絡が取れなくなっていた。現場に信号機や一時停止、制限速度を伝える標識などはなかった。

 同署は乗用車を運転していた福島市泉字長滝前、会社員高橋俊容疑者(25)を自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)容疑で逮捕。同法違反(過失運転致死)容疑で送検した。高橋容疑者は「初めて通る道で一本道と思っていた。交差点と気付いた直後に衝突した」などと供述しているという。同署は週内にも自動車メーカーの担当者を立ち会わせ、軽乗用車を調査する。