
童謡「とんぼのめがね」や唱歌「汽車」の舞台として知られ、「日本一の童謡の里づくりのまち」を目指している福島県広野町は10月5日を「広野町童謡の日」に制定を予定している。
町は2023(令和5)年度、日本記念日協会の記念日登録に向け、準備を進める見通し。毎年開いている「ひろの童謡(うた)まつり」などを通して、自然あふれる町の魅力を発信していく。
「とんぼのめがね」は町内で内科医院を開業していた童謡作家の額賀誠志が上浅見川の箒平地区に往診に行った際、田園が広がる美しい風景の中、子どもがとんぼと遊ぶ風景を詩にうたった。町内の築地ケ丘公園に歌碑がある。
2018(平成30)年10月5日、童謡「赤とんぼ」の作詞者三木露風の出身地で、童謡を柱にまちづくりを進めている兵庫県たつの市と「童謡の里づくりのまち」交流協定を結んだ。この日を記念日にすることにした。