
福島県福島市の福島ロータリークラブ(RC)と東京都の東京世田谷RCは6日、福島市古関裕而記念館に同市出身の作曲家古関裕而さんの写真や楽譜、レコードなどを寄贈した。
古関さんは1963(昭和38)年から東京世田谷RCに所属し、第13代会長を務めた。福島、東京世田谷の両RCは今年度、友好クラブ協定を締結。古関さんの野球殿堂入りや東京世田谷RCの創立60周年を記念し、共同事業として企画した。
古関さんの入会時の写真や会長当時の会報などを額縁に納めた。作曲家生活45周年記念のレコード「不滅のメロディー」も寄贈した。
贈呈式は館内で行われた。東京世田谷RCの矢作千鶴子会長、福島RCの相良元章会長、村上敏通館長が除幕し、寄贈品を披露した。矢作会長は「古関さんのおかげでご縁を頂いた。絆を深めていきたい」、相良会長は「これからも仲良く、末永くお付き合いしていきたい」とあいさつした。村上館長は「古関さんの功績を後世に伝えていく」と謝辞を述べた。