「誇りを持って福島の良さを発信する」　福島市の花見山公園　ボランティアガイド「ふくしま花案内人」が始動

　本格的な春の花見シーズンの到来を前に、福島県福島市の花見山公園のボランティアガイド「ふくしま花案内人」が１８日、今季の活動を開始した。５月７日まで常駐し、花見山の魅力を紹介する。

　活動開始式は公園内で行われ、約４０人が黄色のジャンパーを着て参加した。菅野紀子会長、花見山公園主の阿部一夫さん、木幡浩市長、菅野広男花見山観光振興協議会長らがあいさつした。参加者が「誇りを持って福島の良さを発信する」と案内人の心得を唱和した。

　花案内人は雪が降る中、園内に立ち、来場者にサンシュユやマンサク、ウメ、ワビスケなどを紹介した。コロナ禍で中止していた同行ガイドを再開した。

　菅野会長は「来場者に寄り添い、魅力を伝えたい」と意気込みを語った。