１７日に全国公開された映画「シン・仮面ライダー」では、撮影の一部が福島県須賀川市長沼地区の「ながぬまラボ」で行われた。市が２０日、発表した。
ミニチュアを使った撮影などが行われた。市によると、映画の監督を務めた庵野秀明さんと、須賀川特撮アーカイブセンターの開設・運営で親交があったことや、ながぬまラボがドラマなどの撮影場所として実績を重ねてきたことがきっかけとなった。
同市は「特撮の神様」と称される円谷英二監督の出身地。市は今後、ながぬまラボの整備を進め、特撮関連作品の撮影誘致を推し進める方針。市文化振興課の担当者は「注目度が高い作品に関わることができてありがたい。特撮文化の振興や市内の活性化に役立てていきたい」とした。
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