「MISORAブランド」に福島県南相馬市の3点を初認定 企業の技術力をアピール

2023/03/24 09:50

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タカワ精密の「べら丸」
タカワ精密の「べら丸」
トライ金型の「瞬冷猪口Cool Star」
トライ金型の「瞬冷猪口Cool Star」
シンコーの「SHINKO DISPENSER STAND」
シンコーの「SHINKO DISPENSER STAND」

 福島県南相馬市の南相馬ロボット産業協議会は、ロボットの国際競技大会で世界2位となった協議会の災害対応ロボットの名前を冠した初の「MISORA(ミソラ)ブランド認定品」に、市内の商品3点を選んだ。今後、認定品を増やし「ロボットのまち南相馬」の企業が誇る技術力をアピールしていく。

 認定を受けたのはタカワ精密の携帯靴べら「べら丸」、シンコーの手指消毒用スタンド「SHINKO DISPENSER STAND」、トライ金型の冷却持続機能付きお猪口(ちょこ)「瞬冷猪口Cool Star」の3商品。精密機械部品の加工や金型製作などの本業の技術を生かし、自社商品として開発、販売している点が評価された。

 協議会は県内外で開かれる見本市やイベントなどに出品し、周知していく。南相馬市のふるさと納税返礼品として、ロボットや製造業のまちの特産品化も目指す。

 災害対応ロボットMISORAは協議会の会員企業が共同開発した。2021(令和3)年のワールドロボサミット(WRS)福島大会のインフラ・災害対応部門で準優勝した。