元プロ野球巨人の八百板卓丸外野手（２６）＝福島市出身、聖光学院高卒＝と伊藤海斗外野手（２２）＝山形・酒田南高卒＝が今季、伊達市のクラブチーム「エフコムベースボールクラブ」に加入した。主要大会の予選などが迫る中、「経験を生かし、チームを盛り上げたい」と意気込む。
八百板外野手は２０１４（平成２６）年、新人選択会議（ドラフト会議）で東北楽天から育成１位指名を受けた。２０１９年に自由契約を経て巨人と育成契約。２０２１（令和３）年に支配下選手となったが昨年、戦力外通告を受けた。
「古里で野球ができる喜びを感じている。プロで培った技術を伝えていきたい」と前を見据える。チームには兄・飛馬さんも所属している。「一緒にプレーするのは高校生以来。楽しみだ」と笑顔を見せた。
伊藤外野手は２０１９年のドラフト会議で巨人から６位指名を受けた。育成契約を経て昨年、戦力外通告を受けた。「体は仕上がってきている。チームを引っ張る選手になりたい」と新天地での活躍を誓う。
エフコムは前身の富士通アイソテック時代を含め、都市対抗野球の県大会を７度制している。川俣町の川俣高グラウンドを拠点に練習を重ねている。
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