
福島県三春町と姉妹都市を結ぶ岩手県一関市の親子は3日、三春町を訪れた。両地を治めた田村家の歴史や、つながりについて理解を深めた。
「一関藩田村家当主と行く!姉妹都市三春町旅さんぽ」と題して実施。同市の小中学生約50人と保護者ら約40人の合わせて約90人と田村家第57代当主で一関藩代17代当主の田村任顯(たかあき)さんが参加した。田村家ゆかりの一関青年会議所(JC)が主催し、田村JC、あぶくまJC(宮城県岩沼市)が協力した。
参加者は三春城跡地を散策した後、田村氏の菩提寺である福聚寺を訪問。住職の玄侑宗久さんから、三春城を築いた田村義顕や両市町をつなぐ歴史などについて説明を受けた。
3つのJCメンバーも交流。互いに近況を話し合ったり、地域活性化策について情報交換したりするなどして、親睦を深めていた。