
東京五輪陸上男子1万メートル代表の相沢晃選手(旭化成)の活躍をたたえる「第2回相沢晃記念杯藤沼湖駅伝競走・ロードレース大会」は18日、出身地である福島県須賀川市長沼地区の藤沼湖自然公園で開かれた。陸上中長距離界を代表する選手が集まり、参加者とともに湖畔沿いを走り抜けた。
相沢選手と同じ学法石川高出身の田母神一喜選手が代表を務める合同会社「ⅢF(スリーエフ)」の主催。昨年幕を閉じた地域の駅伝大会を引き継ぐ形で、住民らでつくる実行委員会も今年から主催に加わった。市などの共催。東日本大震災で被災した古里を思う相沢選手に田母神選手が共感し昨年、第1回を開いた。
駅伝とロードレースに約500人が出場した。陸上の世界選手権男子5000メートルに2年連続で出場した遠藤日向選手(住友電工、学法石川高出身)、実業団で活躍する阿部弘輝選手(同)も駆け付けた。
阿部、相沢の両選手は駅伝部門でそれぞれ5区、6区を走り、たすきをつないだ。