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連載・原発崩壊 フクシマからの報告

3月18日午前、東京電力福島第一原発の全景を撮影した衛星写真(ロイター=共同)

フクシマからの報告1(上)訓練生かされず 通信不良の中、事態悪化

2011/04/10

 国内最悪の原子力発電所事故が進行している。東京電力福島第一原発は1号機から4号機までの原子炉や使用済み燃料プールが深刻な問題を抱える。巨大な地震と津波が引き金となった今回の...

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フクシマからの報告1(中) 避難情報不十分 国の対応、住民を翻弄

2011/04/11

 ■水素爆発■  地震と津波の発生から丸1日が過ぎた12日午後3時36分、東京電力福島第一原子力発電所の警備員今野定雄は正門で「ドーン」と鈍い音とともに足元に強い衝撃を感じた...

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富岡町から川内村に向かって避難する車の列=3月12日午前7時30分ごろ

フクシマからの報告1(下) 放射線の不安続く 判断示さぬ国に不信

2011/04/12

 ■数値上昇■  「屋外で子どもを遊ばせることはできるのか」「窓を開けても大丈夫か」-。  県の放射線に関する相談専用電話。県災害対策本部のある福島市の県自治会館一階の一室に...

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事故後1年間の推定積算放射線量(政府、東電の事故対策統合本部資料による)

フクシマからの報告2(1)伏せられた線量予測 募る住民の不信、怒り

2011/05/11

 東京電力福島第一原子力発電所の事故発生から11日で2カ月となった。この間、1年間の積算放射線量の予測が示されるなどして、放射性物質が県内に拡散していることが徐々に明らかにな...

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フクシマからの報告2(2)「現場無視」の線引き 責任、自治体に押し付け

2011/05/13

 会津美里町の中心部にある旧高田幼児保育園で、楢葉町民40人ほどが避難生活を送っている。11日、町長の草野孝は東京電力福島第一原発事故で古里を追われた人たちと向き合った。疲れ...

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フラガールに拍手を送る双葉町民。県外での長い避難生活の苦しさが癒やされるひとときとなった=12日、埼玉県加須市

フクシマからの報告2(3)届かぬ政府の支援 住民、自治体あす見えず

2011/05/14

 埼玉県加須市にある旧騎西高の避難所に12日、いわき市のスパリゾートハワイアンズのフラガールが訪れた。ここで暮らす双葉町民は、およそ1200人。東京電力福島第一原発事故から2...

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県教育庁には放射線量に関する問い合わせが相次いでいる。職員は国が示した基準を丁寧に説明しているが…

フクシマからの報告2(4)揺れる「安全基準」 不安の連鎖断ち切れず

2011/05/14

 「国の基準で安全といえるのか」。福島市の福島一小に置かれている県教育庁学校生活健康課には毎日のように学校の放射線量を心配する電話が入る。  東京電力福島第一原発の爆発事故に...

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校庭の表土を削り取る重機。作業員は取り残しがないよう念入りに作業していた=14日、二本松市

フクシマからの報告2(5)後手後手線量対策 独自に動きだす市町村

2011/05/15

 二本松市の塩沢小に14日、重機が入り、校庭表面の土を削り始めた。作業を見守った市教委の担当者はほっとした表情を見せた。「これで少しは安心してもらえるだろう」  二本松、本宮...

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「またコメを作れるだろうか…」。飯舘村の山田さんは放射性物質が検出された土壌の再生を願う

フクシマからの報告2(6)不安残る暫定基準 土壌改良も道筋見えず

2011/05/16

 計画的避難区域に設定された飯舘村と川俣町山木屋で15日から住民の避難が始まった。両地域の農家も間もなく自宅を離れなければならない。農作物を育む大地には東京電力福島第一原発事...

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相馬原釜漁港で手作業でがれきを撤去する漁協関係者=16日、相馬市

フクシマからの報告2(7)黙殺された抗議文 海への影響見通せず

2011/05/17

 相馬市の相馬原釜漁港で16日、相馬双葉漁協の関係者による本格的ながれきの撤去が始まった。大破した事務所や岸壁、柱だけになった市場...。東日本大震災から2カ月余りが経過した...

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