今を生きる 揺れる母親たち(28) 戻れぬ寂しさ胸に
夏の日差しが注ぐ神奈川県の住宅街。5歳の長男は実家近くの公園で砂遊びに夢中になっている。 半袖に半ズボン姿を見ていると、避難して良かったと感じる。ただ、悩みを打ち明け合っ...
もっと見る...夏の日差しが注ぐ神奈川県の住宅街。5歳の長男は実家近くの公園で砂遊びに夢中になっている。 半袖に半ズボン姿を見ていると、避難して良かったと感じる。ただ、悩みを打ち明け合っ...
もっと見る...「これで少しは気持ちが落ち着く」。福島市の主婦後藤春菜さん(39)=仮名=は、終業式を終えて帰宅した子どもを迎え、ひと息ついた。21日からようやく夏休みが始まる。子どもと一...
もっと見る...一回り大きくなったおなかの中で、新しい命がすくすくと育っている。妊娠15週目。「トントンと、もうすぐたたいてくれるかな」。須賀川市の主婦渡辺美紀さん(30)=仮名=は、そっ...
もっと見る...福島県相馬、南相馬両市で23日に開幕した「相馬三社野馬追」では、出場した騎馬武者たちと市民らの祭りへの熱い思いが一つになった。両市ではそれぞれ宇多郷、北郷の出陣式や騎馬行列...
もっと見る...【いわき出身 鈴木賢治さん29】 昭和のレトロな風情が残るいわき市平の「白銀小路」が、「夜明け市場」として新しい飲食店街に生まれ変わろうとしている。5軒、6軒...震災で被...
もっと見る...炎天下、鉦(かね)や太鼓を打ち鳴らす姿が息子と重なった。いわき市平豊間の自宅を震災で失い、今は市内小名浜で暮らす工藤弥生さん(47)。13日、いわき海星高の生徒が踊る「じゃ...
もっと見る...北アルプスの麓にある長野県白馬村は何もなかったかのようにゆっくりと時間が過ぎる。「本当に逝ってしまったのか」。避難生活を送る大熊町の木村紀夫さん(46)は東日本大震災の津波...
もっと見る...「長女夫婦や孫夫婦にはこれからの人生があったはず。どうして自分たちが生き残ったのか」。双葉町の榎内実さん(93)文子さん(90)夫妻はやり場のない思いを抱えながら、会津坂下...
もっと見る...東日本大震災の津波で甚大な被害を受け、がれきや家屋の撤去作業が続くいわき市平豊間地区にあるセブン-イレブンいわき豊間店は、店の骨組みがむき出しになった状態で営業を続けている...
もっと見る...須賀川市長沼の農業用ダム・藤沼湖の決壊により命を落とした長沼中生、林萌子さん=当時(14)=への思いをつなぐ「ねぷた」が日ごとに華やかさを増す。大好きだった桜とヒマワリの絵...
もっと見る...