Skip to content
福島民報
震災・原発事故
アーカイブ
トップ > 震災・原発事故アーカイブ > 復興を問う-震災6年の現実

復興を問う-震災6年の現実

人手が足りない中、業績を上げようと作業するアリーナの社員。自助努力が続く

足りぬ国のてこ入れ 社内努力も「限界」 人手不足(上)

2017/03/01

 相馬市の電子機器設計・製造業「アリーナ」は携帯電話部品や車載用の音声信号処理部品などでものづくりの先端を走る。昭和45年に創業し従業員約150人の企業に成長したが、東日本大...

もっと見る...
いわき市で開いたアンフィニの会社説明会。社を挙げて認知度を高め、目標の内定者数を何とか確保した=平成28年9月

生活環境の整備急務 就業後の定着不安 人手不足(中)

2017/03/02

 「操業までの一番の課題は働き手の確保だ」。楢葉町に太陽光発電パネルの生産工場を新設するアンフィニ(本社・大阪市)は県内で初めての採用活動に会社を挙げて取り組んだ。  被災地...

もっと見る...

運営 後押し足りず 例外なく薄利状態 人手不足(下)

2017/03/03

 人手不足はサービス業でも顕著になっている。県内サービス業の有効求人倍率は昨年12月時点で2.81倍に上る。東日本大震災から6年となり、中でも宿泊施設は復興関連作業と交流人口...

もっと見る...
試験操業で水揚げされた本県沖魚介類の放射性物質検査をする漁協の職員

全種解除 いつなのか 量少なく検査できず 漁業再生(上)

2017/03/04

 「全ての魚介類の出荷制限が解除される日はいつになるのか」。いわき市の漁師の男性は水揚げした魚を見ながらつぶやいた。本県沖での1日も早い本格操業開始を願い試験操業を続けている...

もっと見る...
厚労省が入る庁舎。厚労省は出荷制限の指示や解除を判断している

水産庁「要件見直しも」 厚労省「安心損なう」 漁業再生(中)

2017/03/05

 水揚げの少ない本県沖魚介類12種の出荷制限解除の見通しが立たず漁業者から不満の声が上がる中、水産庁は解除要件の見直しが可能かどうか検討に入った。担当者は「漁獲量が少ない現状...

もっと見る...
トリチウム水の処分に関する意見を交わした県地域漁業復興協議会。海洋放出に対する反対意見が出された

どうなるトリチウム処分 国の判断、説明注視 漁業再生(下)

2017/03/06

 晴れ渡った2月25日、浪江町の請戸漁港に色とりどりの大漁旗をなびかせた漁船が次々と帰還した。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故以来、6年ぶりの光景に、岸壁でこの日を待ち...

もっと見る...
再開の見通しが立っていない特別養護老人ホーム「梅の香」

運営すれば赤字 国の支援 具体策なし 福祉再開(上)

2017/03/08

 東京電力福島第一原発事故による避難指示が昨年7月に解除され、住民の帰還が始まっている南相馬市小高区。平成29年2月末現在で帰還した住民1249人のうち、65歳以上の高齢者は...

もっと見る...
デイサービスを提供していた原発事故前の写真を見つめ、無念さをにじませる三瓶

通所・訪問型運営遠く 見通せない事業所確保 福祉再開(下)

2017/03/09

 「今頃はデイサービスを受けた人が帰る時間帯でにぎやかだった」。夕方、飯舘村の特別養護老人ホーム「いいたてホーム」で施設長の三瓶政美(68)が遠い昔を思い出すようにつぶやいた...

もっと見る...
県産米の全量が放射性物質検査を受けている。財源の裏付けがなく検査の継続は見通せない

全量検査に査定の壁 国予算確保 見通せず 農業再生(上)

2017/03/15

 県産米に含まれる放射性セシウム濃度を調べる全量全袋検査は平成30年度以降も継続されるかどうかの見通しが立っていない。年間60億円近い検査費用の財源の裏付けがないためだ。  ...

もっと見る...
楢葉町の休耕田。避難指示が出された12市町村では営農再開に二の足を踏んでいるケースも多い

営農再開に 二の足 見えない安定収入 農業再生(下)

2017/03/16

 東京電力福島第一原発事故に伴い住民が避難を強いられた地域で、農家が営農再開に二の足を踏んでいる。国の施策は農機具購入費補助など再開段階の支援策にとどまり、将来の経営が見通せ...

もっと見る...
  • «
  • 1
  • 2
  • »

連載カテゴリー

  • 情熱福島へ (2020/01)
  • 風評の現場 トリチウム水の行方 (2020/02)
  • 風評の現場 トリチウム処理水 (2020/09)
  • 東日本大震災・原子力災害伝承館 3・11継承への責務 (2020/09)
  • 復興を問う/帰還困難の地【第1部】8年余の歳月 (2019/11~2019/12)
  • ふくしまに生きる (2018/01~2018/09)
  • 風評の現場【第3部】県産牛を巡る事情 (2018/09)
  • 超えていく ふくしま古里創生 (2017/01~2017/04)
  • 風評の現場 (2017/09~2018/10)
  • 「3.11」から6年それぞれの軌跡 (2017/3)
  • 復興を問う-震災6年の現実 (2017/3~2017/5)
  • 古里への思い-4町村避難指示解除 (2017/3)
  • 明日に挑む-芽吹く福島の力 (2016/1~2016/10)
  • 「3.11」から5年-復興を問う (2016/2~2016/12)
  • 「3.11」それぞれの5年 (2016/2~2016/6)
  • 福島をつくる-未来への挑戦 (2015/1~2015/11)
  • 復興へ続く道3・1常磐自動車道 (2015/2)
  • 復興への闘い 震災3年の現実 (2014/1~2014/11)
  • 連載・帰還 (2014/4~2014/5)
  • 賠償の底流-東京電力福島第一原発事故 (2014/12~2016/6)
  • 記者たちの3年 (2014/2~2014/3)
  • 福島ドイツ連携の道 再生可能エネルギー (2014/2)
  • 県議会欧州視察 脱原発最前線 (2014/7)
  • 廃炉先進地調査-政府 米国視察- (2014/1)
  • 廃炉先進地調査-浜通り再生へ (2014/1)
  • ベクレルの嘆き 放射線との戦い (2013/01~2013/11)
  • 食の安全 求めて ベラル-シ・ウクライナの挑戦 (2013/7~2013/8)
  • 原発大国の模索 県議会 米国視察 (2013/10)
  • 連載・再起 (2012/1~2015/11)
  • 原発事故関連死 (2012/11~2015/9)
  • 復興への選択 (2012/11)
  • ベラルーシの今 福島市放射線対策視察団同行 (2012/11~2012/12)
  • 被災地ルポ (2011/3~2011/4)
  • 連載・今を生きる (2011/4~2015/7)
  • 連載・原発崩壊 フクシマからの報告 (2011/4~2011/6)
  • 連載・原発大難 (2011/7~2012/7)
  • 3.11大震災・断面 (2011/8~2016/3)
  • 3.11大震災・検証 (2011/10~2012/8)
  • 3.11大震災・福島と原発 (2011/10~2013/2)
  • チェルノブイリ原発事故 福島への教訓 (2011/11)
  • 連載・原発事故 最前線 (2011/11)
  • 放射線・放射性物質Q&A (2011/12~2017/3)
掲載中の記事、写真などの無断転載を禁じます。著作権は福島民報社またはその情報提供者に属します。
Copyright © 2021 福島民報. All rights reserved.
Theme: ColorMag by ThemeGrill.