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復興を問う/帰還困難の地

15歳になって原発事故後初めて双葉町に入った大地さん(右)。明美さん(左)と一緒に一彦さんの遺骨を墓に納めた

(1)【第1部 8年余の歳月】父の遺骨と初の帰郷 「ここが古里なのか…」

2019/11/29

 安倍晋三首相は施政方針演説などで「長い年月を要するとしても全ての地域の避難指示解除に向け、復興再生を着実に進める」と述べてきた。しかし、原発事故から八年八カ月余りが過ぎてな...

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加須市の自宅で双葉町の思い出の写真などを見詰める明美さん(右)と大地さん

(2)【第1部 8年余の歳月】「双葉の子」に違和感 「避難先に友達できた」

2019/11/30

 東京電力福島第一原発事故で双葉町から埼玉県加須市に避難した小畑大地さん(15)は二〇一一(平成二十三)年四月、同市内の騎西小に入学した。  双葉町の小学校に在籍したまま町外...

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桜の木の下で写真に収まる(右から)明美さん、一彦さん、大地さん=2017年春

(3)【第1部 8年余の歳月】避難生活…心労の父 関連死認定に悔しさ

2019/12/01

 二〇一七(平成二十九)年四月、埼玉県北本市の病院。東京電力福島第一原発事故で双葉町から埼玉県加須市に避難した小畑大地さん(15)は、病室のベッドに横たわる父親の一彦さんを見...

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東京公演で演技を披露した新妻さん(左)=2019年3月

(4)【第1部 8年余の歳月】被災地忘れないで 東京で事故題材に演劇

2019/12/04

 南相馬市小高区在住の芥川賞作家、柳美里さんによる演劇ユニット「青春五月党」による戯曲「静物画」。物語は、広野町のふたば未来学園高の演劇部員が東日本大震災と東京電力福島第一原...

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演劇部の仲間と練習に励む新妻さん。引退せず、稽古を続けている=2019年11月22日

(5)【第1部 8年余の歳月】記憶、風化させない 古里の光景、全身で表現

2019/12/05

 劇場などを備える東京都足立区のアートセンター「北千住BUoY(ブイ)」。今年三月、南相馬市小高区在住の芥川賞作家、柳美里さんによる演劇ユニット「青春五月党」による戯曲「静物...

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震災前のシラト理容の店内。なじみ客との会話がはずんだ

(6)【第1部 8年余の歳月】古里で事業再開願う 新居購入にためらい

2019/12/06

 双葉町新山地区にある理容室シラト理容。「こんなことがあってね…」。店主の白土庄栄(しょうえい)さん(84)は、はさみを動かしながら、なじみのお客と趣味やテレビ番組、プロ野球...

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郡山市の新居で談笑する(左から)庄栄さん、則子さん、直裕さん

(7)【第1部 8年余の歳月】自分の家で暮らしたい 妻思い避難先に新築

2019/12/08

 双葉町から郡山市に避難している白土庄栄(しょうえい)さん(84)の妻則子さん(77)は昨年春、友人と会津地方に山菜採りに出掛けた。夢中で歩き回っていると突然、指に痛みが走っ...

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大熊町内の自然公園の遊歩道で倒木を切断する鈴木さん(右)=2018年1月

(8)【第1部 8年余の歳月】「最高のまち」一変 自宅が中間貯蔵候補

2019/12/15

 「帰っても、帰った気がしなくてね」。東京電力福島第一原発から南に約三百メートルほど離れた大熊町夫沢の帰還困難区域に、元町総務課長の鈴木久友さん(67)の自宅はある。原発事故...

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中間貯蔵施設整備が進み、まちの風景が変貌した大熊町夫沢地区。右奥が鈴木さん宅。東京電力福島第一原発の敷地境界線から南に300メートルの場所にある=12月10日

(9)【第1部 8年余の歳月】「国は約束守って」 除染賠償格差に憤り

2019/12/16

 元大熊町総務課長の鈴木久友さん(67)が避難している郡山市の家には二〇一四(平成二十六)年末ごろから現在まで、二~四人組の環境省職員が四、五回は訪れた。大熊町夫沢の自宅周辺...

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避難先の郡山市の家で車の修理に励む鈴木さん

(10)【第1部 8年余の歳月】「死んで帰る」では遅い 「白地」町面積の3割

2019/12/17

 「何だかじっとしていられないんだ」。元大熊町総務課長の鈴木久友さん(67)は、避難先の郡山市の家で車の修理や庭木の手入れにいそしむ。  町役場機能が町内に戻ることになり、リ...

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