(1)【第1部 8年余の歳月】父の遺骨と初の帰郷 「ここが古里なのか…」
安倍晋三首相は施政方針演説などで「長い年月を要するとしても全ての地域の避難指示解除に向け、復興再生を着実に進める」と述べてきた。しかし、原発事故から八年八カ月余りが過ぎてな...
もっと見る...安倍晋三首相は施政方針演説などで「長い年月を要するとしても全ての地域の避難指示解除に向け、復興再生を着実に進める」と述べてきた。しかし、原発事故から八年八カ月余りが過ぎてな...
もっと見る...東京電力福島第一原発事故で双葉町から埼玉県加須市に避難した小畑大地さん(15)は二〇一一(平成二十三)年四月、同市内の騎西小に入学した。 双葉町の小学校に在籍したまま町外...
もっと見る...二〇一七(平成二十九)年四月、埼玉県北本市の病院。東京電力福島第一原発事故で双葉町から埼玉県加須市に避難した小畑大地さん(15)は、病室のベッドに横たわる父親の一彦さんを見...
もっと見る...南相馬市小高区在住の芥川賞作家、柳美里さんによる演劇ユニット「青春五月党」による戯曲「静物画」。物語は、広野町のふたば未来学園高の演劇部員が東日本大震災と東京電力福島第一原...
もっと見る...劇場などを備える東京都足立区のアートセンター「北千住BUoY(ブイ)」。今年三月、南相馬市小高区在住の芥川賞作家、柳美里さんによる演劇ユニット「青春五月党」による戯曲「静物...
もっと見る...双葉町新山地区にある理容室シラト理容。「こんなことがあってね…」。店主の白土庄栄(しょうえい)さん(84)は、はさみを動かしながら、なじみのお客と趣味やテレビ番組、プロ野球...
もっと見る...双葉町から郡山市に避難している白土庄栄(しょうえい)さん(84)の妻則子さん(77)は昨年春、友人と会津地方に山菜採りに出掛けた。夢中で歩き回っていると突然、指に痛みが走っ...
もっと見る...「帰っても、帰った気がしなくてね」。東京電力福島第一原発から南に約三百メートルほど離れた大熊町夫沢の帰還困難区域に、元町総務課長の鈴木久友さん(67)の自宅はある。原発事故...
もっと見る...元大熊町総務課長の鈴木久友さん(67)が避難している郡山市の家には二〇一四(平成二十六)年末ごろから現在まで、二~四人組の環境省職員が四、五回は訪れた。大熊町夫沢の自宅周辺...
もっと見る...「何だかじっとしていられないんだ」。元大熊町総務課長の鈴木久友さん(67)は、避難先の郡山市の家で車の修理や庭木の手入れにいそしむ。 町役場機能が町内に戻ることになり、リ...
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